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偏愛ログ

偏ってます。

わたし的スピッツ「フェスティバリーナ」見どころ

今年はじめての投稿。毎月記事を書くという当初の目標はどこへやら。ゆるめに見てくださいまし、すみません。


さて、スピッツファンにとって2016年はスピッツと一緒にはじまった年になったのではないだろうか。その理由は2016.01.01に発売された「THE GREAT JAMBOREE 2014“FESTIVARENA”日本武道館。“2014年”ということでこれももう2年前かーとなんだか感慨深い。うむ。

このフェスティバリーナは全国10公演におよぶアリーナツアーで、スピッツ初の日本武道館単独ライブを行った記念すべきツアーとしてもファンの記憶に深く刻まれた。スピッツほどメジャーなバンドなら、とっくの前に日本武道館でライブをしてそうだけど、草野マサムネの天邪鬼(?)な性格もあってか、これまでは何となしに日本武道館での演奏は避けてきたんだとか。
spitz.r-s.co.jp

|昔の名曲も演奏

スピッツの最新アルバム「小さな生き物」を引っ提げての「ちいものツアー」ももちろん楽しかったけど、フェスティバリーナは昔の曲も演奏してくれて、それがかなり魅力的だった。スピッツファンあるあるの1つ、スピッツは曲が多すぎてライブでお目見えできない曲がたくさんある問題。アレもコレも、まだまだ聞きたい曲があるけど、果たしてこの先聞くことができるのか? と私もヒヤヒヤしている。

JAMBOREE 3 “小さな生き物” [DVD]

JAMBOREE 3 “小さな生き物” [DVD]

そんなわけで、今回はいつも以上にアツい思いを持ってライブ会場へ足を運んだファンが多かったんじゃないかと。

|なかなか開封できない問題

ファンが全員そういうわけじゃないと思うけど、DVDが自宅に届き梱包を開けた瞬間……当時を思い出し胸いっぱいに。その先が開けられない! 見たら絶対にライブに行きたくなるし、どうしよう! ※ただ今スピッツは新曲制作中のためしばらくライブがない

f:id:syk77jp:20160214112933j:plain

そんなもじもじ期間を2週間ほど経て、やっとこさ開封(早く開けろよ)。その後はあの日を思い出し“ぐふふ”“スピッツ最高”の連続。

|わたし的ヒットパーソンは崎ちゃんとテッチャン

無邪気な笑顔や、後ろでマイクなしのまま歌詞を口ずさむ様子。そして華麗なドラムさばきに惚れ惚れする崎ちゃん。そして白魚のような手で弾くギターに釘付けにさせるテッチャン。この2人がわたし的ヒットパーソンだった。カメラワークもそんな感じだと思う。

特にテッチャンについては、おそらくギターの技術はそこまでビックリするものではないと思う(あくまでもプロのレベルで、という話)。でも、あの優しい弾き方がスピッツの演奏にはぴったりで、やっぱり唯一無二の存在だと思った。ひゅ~。

|見どころ

では、わたし的「フェスティバリーナ」の見どころをピックアップしていこう。

  • 衣装
    • 今回は「ボタニカル」がテーマだったらしい
    • テッチャンが「メンバーで共通のテーマを持とう」と言ってそうなったらしい
  • 僕の天使マリ
    • 口パクで歌詞を口ずさむ崎ちゃんがとにかく楽しそう
    • テッチャンの間奏で沖縄に行ったような気分に
  • ラズベリー
    • 冒頭の草野マサムネの「ジャジャジャンジャーン」というギターの弾き方が特徴的
    • リーダーの首傾けぺこりにテンションの上がり具合を感じる
  • フェイクファー
    • 冒頭の歌詞に合わせてギターネックを揺らす草野マサムネに気持ちを感じるぞ
  • エスカルゴ
    • 冒頭の草野マサムネのギターネックぐいぐい
    • 半ばテッチャンの音だけになるところで崎ちゃんの無邪気な笑顔が光る
  • ヒバリのこころ
    • 右上シンバルを軽やかに叩く崎ちゃん
  • ハニーハニー
    • 崎ちゃんのドラムが愉快で冒頭から盛り上げてくれる
  • 8823
    • 崎ちゃんの口パク口ずさみ、そしてドラムさばき
    • リーダーは安定の飛び跳ね具合
    • ここから草野マサムネの手振りが増える
  • 野生のポルカ
    • クージーも楽しそう
    • テッチャンのりのり
  • トンガリ95
    • ここまでくると崎ちゃんの笑顔がもはや仏のように見える
  • バニーガール
    • オンリーユーの草野の手振りがダサくていい
    • 合間のリーダーのベースがよい

|再認識された昔の名曲

どれもよかったけど、「プール/フェイクファー/夏の魔物」の流れは鳥肌ものだった。どれも15年以上前の曲だけど、あらためてその良さに気付かされた(プール:名前をつけてやる('91)、フェイクファー:フェイクファー('98)、夏の魔物スピッツ('91))。

スピッツの曲は20年前のものでも新鮮な気持ちで聞けることも特長の1つだと思う。

|平穏な日々

DVDを見たらライブに行きたい病が発症するかと思ったけど、まだまだこのDVDだけで十分に楽しめそう。ということで、しばらくはライブがなくても大丈夫かも。ライブがはじまればはじまったで、チケットが取れるかどうかヒヤヒヤして気持ちが落ち着かないので。悩ましい。

春になるまでまったりといきましょう。そうしましょう。

ほな。

2015年ラスト・スピッツライブ振り返り(2)

前回からの続きです。

11/23 横浜アリーナで開催された「10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPS胎盤」でのスピッツの様子をMC中心に振り返ります。※ネタバレしかありません

777spitz.hatenablog.com

|MCを中心にネタバレ

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|特に印象に残っていること

  • とにかく草野マサムネの声がすこぶるご機嫌で、メモリーズ・カスタムではどんだけ響かせるんだ! と思った
  • 崎ちゃんはやはり楽しそうだった
  • スピッツRADWIMPSの「叫べ」をカバー。それがものすごくよかった。スピッツの雰囲気と合っていた
  • RADWIMPSの「チェリー」もよかった。スピッツに限らず、ファンのあいだでは他のアーティストによるカバーに対して賛否両論あると思うけど、このチェリーはすんなり聞くことができた
  • 野田洋次郎に肩を抱き寄せられ、マイクをシェアする草野マサムネ。その二人の様子について、ライブ終演後のTwitterは大盛り上がりだった


これにてスピッツの2015年のライブは終了! おつかれさまでした。ほな。


チェリー

チェリー

2015年ラスト・スピッツライブ振り返り(1)

11/23 横浜アリーナで開催された「10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPS胎盤」というRADWIMPSの対バンツアーにスピッツが登場。これがスピッツの2015年最後のライブになった。その様子を振り返ってみよう。 ※ネタバレありますのでご注意ください
www.radwimps.jp

|まずはざっくり感想を

よかったなあ。草野マサムネの声がご機嫌だった。歌いたくてウズウズしていたんだぜ! みたいな。そして、なんてったって崎ちゃんがよかった。映像は圧倒的に草野マサムネが抜かれることが多いんだけど、わたしのピントはその後ろの崎ちゃんだった(あははは)。崎ちゃんって「ぽかぽかお天道様」って感じなんだよなー。ヒーターみたいな、こたつみたいな。

……一家に一台、崎山先生が欲しい(だれか)。

|再確認

さて。「わたしと、スピッツ」について。

実のところ、スピッツが一番好きなことに変わりはないけれど、ここ最近はその好き度合いがやや落ちているかなーと思っていた。あえてスピッツの曲を聞かないというわけではなく、「聞きたい!」と思う気持ちがわいてこないというか。それはまるで長年寄り添った恋人同士のような。まさに倦怠期。


まー、なので今回の胎盤スピッツに対して自分がどう思っているかを確かめる、という意味で若干緊張して臨んだ。ファンだって緊張するのだ。

「お前(わたし)、本当にスピッツのこと好きなのか?」みたいな。

で、実際どうだったのか。


……やっぱ好きだよね~! と思った(わらわら)。かっこいいし、なんだよこのオッサンおじさま4人組はと思った。実はこの感覚を噛みしめたのは、ライブ当日よりも翌日の朝だった。ふだん会社に行きたくないな~なんて思わないのに、「行きたくない」と強く思った(行ったけど)。

ナゼなのか。

単純に「ライブの余韻に浸りたかった」んだよな。こんな居心地のいい気持ちにもっと浸からせてほしい、感動した気持ちを噛みしめたい、だから他の情報を入れたくないと思った。


いつも以上にそう思った理由は、1つはライブの終演時間にあったかなと思う。というのも、終わったのが22時頃だった。ゆえに、翌日の出勤までに数時間しかない、というスケジュール。というわけで、単純に気持ちの切り替えまでに時間がやや足りなかったという感じ。

でもそれ以上に大きかったのは、ひさびさのスピッツだったので、その「良さ」に改めて気付けた感覚があった。

ああ、やっぱりいいな、と。なかでもメモリーズ・カスタムは本当にかっこよかった。やっぱり、なんだよこのオッサンおじさまたちはと思った。やっぱりわたしはスピッツが好きだった、どうだ! と言い切る自信がわいた。

|ハイライトなど

  • 例のごとく始終楽しくドラムを叩く崎ちゃん
  • 草野マサムネが8823の最後のフレーズを歌う、ようは見せ所にて。後ろで崎ちゃんがシンバルのねじをクルクルと締めていた。これほっこりポイント
  • テッチャンのド派手衣装。ちなみに赤×黒のチェックカットソーに赤のパンツだった。スピッツのスパイス的存在
  • 魔法のことばにて。草野マサムネがMVどおりに体を揺らしながら歌っていて、Youtubeで見たやつだ! という気持ちになった
  • リーダーがRADWIMPSのベースと意気投合していて兄弟ぽかった
  • アンコールにて。草野マサムネRADWIMPSのボーカルに肩を抱き寄せられながら1つのマイクをシェアしたときに、心が「ざわわ」となった。腐女子心がくすぐられた

|小休憩をはさむのがよい

これまで結構みじかい間隔でライブがあったので、おそらく感覚がマヒしていたんだろうと思う。その良さに対して鈍感になっていた。恋人にしろ、親にしろ、コンビニにしろ、自分にとっていつもあるはず、いるはずの存在って、やっぱり距離を置くことで有難みを感じるんだなと思った。わたしにとって、スピッツもそのひとつだったてことか!

ほな。

メモリーズ・カスタム

メモリーズ・カスタム

スピッツ=草食バンドだと思っている人に読んでほしい。スピッツの夏2015〈5〉 ~新木場サンセット~

東北、大阪と続いたスピッツ主催の夏のイベントも東京の「新木場サンセット」で終了。お疲れさんです。舞台は新木場STUDIO COAST。仕事終わりに行ったのでスピッツしか見ることができなかったけど、友人たちに補足してもらいながらMCなどを振り返ってみました。 ※もちろん今回もネタバレしかありませんのでご注意ください。


|新木場サンセット、その歴史は?

ほそ道、ロックロックと比べるともっとも歴史が浅い新木場サンセット(以下、サンセット)。わたしは今回初めて参加したけど、9月に開催されるのは珍しいなという印象。特徴は会場内にステージが2つあり、舞台チェンジがテンポよく行われる。そのため、 “会社を早く出たからスピッツの1つ前のバンドから見ることができるだろう” と余裕の顔で行ったら、スピッツもギリギリという冷や汗ものだった。ふぅ~。777spitz.hatenablog.com


|今年の出演者

スピッツを除く他のバンドは以下の通り。このサンセットに限らず、ほそ道もロックロックもスピッツ自身が見てみたい、聞いてみたい、そう思ったバンドに出演を打診しているので、スピッツファンとしては他のバンドも気になるところ。なかでもフラカンは武道館に向けてのセトリだったようで……お楽しみは年末の武道館までとっておこう、と悔しい気持ちに無理やりフタをする(ギュッギュッ)。


さて、ロックロックの「東京カランコロン」しかり、「indigo la End(特に川谷絵音 氏)」「カラスは真っ白」「Czecho No Republic」、若い世代にもスピッツから影響を受けたバンドは多いようで、ライブ終演後は共演の喜びの投稿がアーティストから寄せられていた。それにしても、こうやって見ると草野マサムネ氏の若さはなんやかんや異常だと思う。御年48歳……おそろしや。

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|1日目・9/2のMC

では1日目から。MCメインで振り返ってみよう。

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掛け声と假屋崎省吾のあたりはもう定番になってきた。ストレイテナーのTシャツのくだりは、同じフェスに出たときに草野氏がストレイテナーのグッズTを着ていたことを受けての発言。そして、グレートとはフラワーカンパニーズのリーダーでありベース担当のグレートマエカワ氏のこと。スピッツの会報の定番コーナーである「低音さんいらっしゃい!」にレギュラー出演するほど、スピッツと仲がいい。

|2日目・9/3のMC

では2日目もいってみよーう!

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掛け声のくだりは、もうそれはそれはご満悦の様子クリープハイプのお父さんに対する「感謝したい」発言は、クリープハイプのボーカルがまだ小さい頃に、お父さんから唯一お小遣いを許されたのがスピッツのCDだった、とかそういう流れを受けてのもの。そして! スピッツのセトリの1つである「野生のポルカ」ではフラカンが登場して、アルバムと同様にバックコーラスを歌うというサプライズまであり一気に盛り上がった

|総括

スピッツは演奏も歌も安定のうまさだった。だけど、(おそらくこれは新木場STUDIO COASTの造りの影響で)音の響きが他の会場に比べるとそこまでないように思った。音が吸収される感じ。天井が低く横に広い会場なので2階席の方が気持ちよく聞けそうだった(2階席は関係者席だったため実際のところ分からないけれど)。MCは事前に周りから聞いていたよりも、おとなしい印象を受けなかった。でも、テッチャンから下ネタ発言が出なかったことなどを考えると若干シュッとした都会感があったのかもしれない

そして、総合するとやっぱりドラムの崎ちゃんがいいなと思った〈2015夏〉だった。「インディゴ地平線」のドラムの叩き方は何度見てもかっこいいし、「けもの道」冒頭のリーダー独奏からAメロまでのタメるところではいったんタオルで汗を拭くという余裕っぷり。さらにMCも面白いし笑顔は素敵だし、なんなんだこのおっさんおじさまは! の連続だった。

|終わりかと思いきやまだまだ続くスピッツの夏?

さて、サンセットも終わってやっと夏も終わると一種の安堵に包まれていたら、11/23に横アリでRADWIMPSとの対バン「RADWIMPS胎盤」に出演するという発表がなされた……まだまだ終わらないスピッツの2015。財布だけが寂しいよう!
SPITZ LIVE 2015 | SPITZ OFFICIAL WEBSITE


そんなこんなで10月はファン心理のことについて更新できたらいいなーと考えつつ体力温存したいと思います。ほな。

インディゴ地平線

インディゴ地平線

スピッツ=草食バンドだと思っている人に読んでほしい。スピッツの夏2015〈4〉 ~ロックロックこんにちは! 後半~

おはようございます。昨日からの続きで、8/28、8/29に開催された「ロックロックこんにちは!Ver.19 ~The ジュークBOX~」について、今日はスピッツメインに振り返ります。主にMCを。 ※記憶は薄れていますがネタバレしかありませんのでご注意ください。777spitz.hatenablog.com

本日はボリュームがあるので目次記法(見出しごとにページ内リンクできます)を使ってみようと思います。



|1日目・8/28のMC

1日目のスピッツのイメージはこんな感じ。テッチャンが下ネタ発言を気に入って連呼していた。

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|2日目・8/29のMC

2日目のスピッツのイメージは以下の通り。フラカンの演奏に舞台は既に熱気むんむんの中、スピッツが登場して盛り上がりは最高潮となった。草野マサムネ氏の乳首発言に終演後のTwitterは大騒ぎとなった。

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どうも「1、2、3?」「梨汁?」「いつやるの?」の掛け声を気に入ったようで、以後のライブでも使うようになった。どの掛け声も若干古くてそれがスピッツぽい。草野氏はこんなふうにひと昔前のものを好む傾向があるように思う。最新の会報にも「最近トースターの良さに気づいて購入した」と書いてあり、「今さら!?」とツッコんでしまった。やはり、コタツであたたかい緑茶をすすりながらほっこりしているイメージが合う(戦略なのか?)。

|総括

やはり、ロックロックでのMCは若干ハメが外れているように感じる。旅行先でテンションが上がるのと似ているのかなと思った。スピッツも人間ですもの。そして、このロックロックが終わった時点で、今夏の草野マサムネ氏のテーマは以下だろうと勝手にわたしの中で確信した。

  • MCでは、語尾に「っ」や「~た“あ”」が入ることが多い。例えば「ありがとうございます“っ”」「カバーしました“あ”」といった感じ。実にあざとい。
  • 謡曲のシーンを連想させる「涙がキラリ☆」でのハンドマイク*1は決まってするらしい
    • ロックロック2日目は気分が上がり過ぎたのかハンドマイクを忘れかけていたように見えた。そのほうが自然に見えるので、ぜひともハンドマイクは今後なしでお願いしたい!


テッチャンは「スーパーノヴァ」でのテルミンの演奏が見もの。手つきがエロ過ぎて、観客は「ひゃぁあああ」と悲鳴のような声を上げていた(私的観測なのでおそらく)。

他、やはり演奏は安定してうまいし、カバー曲の1つだったフィンガー5の「個人授業」は高音がとても伸びていて歌っている本人も気持ちよさそうだった。そして「けもの道」冒頭のリーダーの独奏はかつてないほどにタメてのAメロ突入。これはメンバーも高揚している表れの1つだと思う。そして、崎ちゃんの笑顔満載の演奏はやはり見ていて気持ちがいい


さて、次回は最後の夏イベント・新木場サンセットを振り返ります。今週末くらいに公開したい所存……ほな。

スーパーノヴァ

スーパーノヴァ

*1:マイクを片手に前方(観客のほう)へ出てきて片手を広げながら歌うパフォーマンス(?)のこと

スピッツ=草食バンドだと思っている人に読んでほしい。スピッツの夏2015〈3〉 ~ロックロックこんにちは! 前半~

おはようございます。すっかり更新が遅れてしまって反省のシルバーウィーク後半。今日は8/28、8/29に開催された「ロックロックこんにちは!Ver.19 ~The ジュークBOX~」の振り返りです。記憶がずいぶんと薄れてしまったので、覚えていることをザザザと書きます。 ※とはいえネタバレしかありませんのでご注意ください。
ロックロックこんにちは!2015 Ver.19

ではではわたしの記憶よ、戻ってこーい!

|ロックロックこんにちは、その歴史は?

以前のエントリーで紹介したように「ロックロックこんにちは(以下、ロックロック)」は1997年から始まったスピッツ主催の夏イベント in 大阪。演奏だけでなく、開催から○年目をもじって繰り広げられる、メンバーたちの小芝居(というよりもコスプレ?)も見どころの1つ。777spitz.hatenablog.com


小芝居とは舞台転換のあいだをつなげるために舞台裏(楽屋かな)で行われるもの。舞台中央に掲げられたスクリーンを使って、その小芝居の様子が中継される。ここ数年はFM802のDJがその小芝居の進行を担う。そのメンバーは、ロックロック公認の〈応援大臣〉中島ヒロトさん / 〈応援姉さん〉加藤真樹子さん / 〈応援兄さん〉飯室大吾さん。さらに今回は、OKAMOTO'Sのオカモトショウ / ハマ・オカモトスペシャルナビゲーターとして参加した。

今回の小芝居の設定は19年目をもじって「ジュークBOX(舞台はバー)」。FM802のDJとハマ・オカモト氏はバーの店員、オカモトショウ氏はバーによく来る外人の常連客、草野マサムネ氏・テッチャン・リーダーは同じバンドを組むメンバーでバーに遊びに来た客、そして崎ちゃんは草野マサムネ氏たちとバンドを組むドラマーの弟でサーファー好きな客、という役だった。今回のコスプレで一番良かったのは崎ちゃん。サーフボードを片手に、付け鼻を付けてノリノリの様子だった。

それにしても、ハマ・オカモト氏のアドリブのきき方はお見事。おそらくロックロックは台本があるもののざっくりにしか決まっていないようで、いつも “わちゃわちゃ” している。そんな中、スピッツのどのメンバーよりも笑いをとりつつ冷静に進行していたのがハマ・オカモト氏だった。いくら笑いに厳しい環境で育ったとはいえ(お父さんはダウンタウン浜田雅功さん)さすがと言わざるを得ない。見習いたい……ちーーーん。

あとはスピッツのメンバーの中だと、崎ちゃんがダントツに面白かった。無茶ぶりにも上手く返答していて(どんな返答だったかまでは覚えていないけど笑った記憶は残っている)、さらに崎ちゃんが好きになった。

|今年の出演者

今年は以下のバンドが出演。おべっかなしにどのバンドも良かった。

  • 8/28(金)

赤い公園「SCANDAL」はガールズバンドで、「赤い公園」は都会の雰囲気が漂うシュッとした感じがあり、「SCANDAL」ちょっぴりギャルぽさがあるのがいい。どちらも可愛らしかったけど、特に心奪われたのがSCANDALのギターのマミさん。あまりの可愛さに「お人形さんやないかあ」とつぶやいてしまったほど/// スタイルも抜群で、これが平成生まれの波か……と思わずにはいられなかった。SCANDALスピッツのバニーガールを演奏。女子が歌うバニーガールは可愛らしさがあり、スピッツが歌うそれとはまた違って良かった。

「Manhole New World」インストバンドで年齢はとても若そうだった。エネルギーに満ちていて、マリンバの音がほどよい柔らかさを醸し出していたのが良かった。そして、高いところに吊るされたシンバルを叩く様子が鮮明に記憶に残っている。

東京カランコロンも生き生きとして力みなぎっていた。ベースの人は特徴ありまくりで、これまた記憶に強く残っている。スピッツの放浪カモメをカバーしたんだけど、爽やかさがあって新鮮だった。

「サンフジンズ」は安定感ばつぐん。そりゃあメンバーがカイ・ギョーイ(奥田民生)、ジューイ・ラモーン(岸田繁 / くるり)、ケン・シューイ(伊藤大地)だから舞台慣れしているよなあ、と思わされるどっしり感があった。病院の医者という設定の中で、笑いをとりつつ演奏も歌も上手い。ちなみに最後のお別れの言葉は「マタニティー」だった。

そして! 12/19に初のワンマン武道館ライブを控えているもののチケットが若干残っていて大変だというフラワーカンパニーズ。今年フラカンはロックのほそ道、ロックロック、新木場サンセット、スピッツ主催の夏イベント全てに出演したけど、わたし個人としてはこのロックロックがもっとも盛り上がったのではないかと思っている。flowercompanyz.tumblr.com


|アツかったフラカン

フラカンといえば所属事務所を解雇され、その後自主レーベル「TRASH RECORDS」を立ち上げたバンド。今でもメンバー全員がひとつの車に乗って移動しているはず。。スピッツとデビュー時期が近いとはいえ苦労をしているバンドであり、「深夜高速」はその思いが歌詞に出た名曲だと思う。泥臭さがありそういうところに共感するファンも多く、スピッツとはまた違う魅力がある。一言で表すなら男臭いッ! といった感じ。www.youtube.com


そしてロックロックでのフラカンについて。なんてったって、 “いつもあっさり低体温“ のイメージがあるギター・竹安堅一氏が何度も前に出てきて弾いていたくらいだから、メンバーもかなり盛り上がったんじゃないだろうか。FM802の25周年コラボレーション企画で誕生した「ファンキーヴァイブレーション」も演奏してくれて大盛り上がり。www.youtube.com


終演後は観客から自然とフラカン応援歌」がわき上がり、完全に舞台が温まった状態でスピッツにバトンタッチとなった。www.youtube.com


今年のロックロックも両日ともに良かったけど、特に2日目は徐々に盛り上がって最後の出番であるスピッツにつながった感じがあってよかった。


さて、スピッツのことも書こうと思っていたけど思った以上に長くなってしまった……ので、スピッツの話はまた明日! ほな。

深夜高速

深夜高速

スピッツ=草食バンドだと思っている人に読んでほしい。スピッツの夏2015〈2〉 ~ロックのほそ道(青森)~

こんばんは。今日は2015/8/16に開催された「ロックのほそ道(青森)」のレポートです。※またもやネタバレしかありませんのでご注意ください。
777spitz.hatenablog.com


|ロックのほそ道、その歴史は?

以前のエントリーで紹介したように、もともとは仙台で行われていたロックのほそ道。最近では東北に範囲を広げて開催している。今年は8/16に青森、8/18に仙台で実施された。このロックのほそ道にわたしが参加したのは今年が初めて(青森のみ)。仙台のレポートもだれかアップしてほしいぞ。かなり盛り上がったらしい。777spitz.hatenablog.com

会場はリンクステーションホール青森。このロックのほそ道はノースロードミュージックが運営を担っている。どうも東北在住の人に対して優先的にチケットの受付が行われるようで、すなわち来場者の多くが東北の方だと予想される。他のスピッツの夏イベと少し違うなあと思ったのは、グッズTシャツを着ている人が少ないこと。ロックロックこんにちは(以下、ロックロック)だと、たいていの人が着ている(と、書いたところで、わたしはスピッツのグッズTシャツを持っていないので……とりあえずごめんなさい)。

なんだか新鮮だった。

|出演者

出演アーティストは、ウルフルズ / スキマスイッチ / Spitz / フラワーカンパニーズ(以下、フラカン)、わたしの席は2階席中盤の端っこだった。

ウルフルズフラカンスピッツとデビューも近いので、なんだかご近所さんが遊びにやってきたかのよう。ちなみに、出番が1番だったウルフルズは昨年のロックロックから2年連続の出演。演奏や歌はもちろんのこと、パフォーマンスのベテラン感もお見事だった。

次に登場したスキマスイッチは、大変申しわけないけどライブは初見。にも関わらず、知っている曲がほとんどでさすがだった。ヴォーカルの大橋卓弥さんが痩せてシュッとされており、舞台を駆け回っていたのが印象的。

そしてフラワーカンパニーズ。今年の12/19に武道館でライブをするけど、チケットが余っていてるらしい。そんなわけで、ライブ終演後にはベースのグレートマエカワ氏がロビーでチケットを手売り。武道館で演奏するバンドが自ら手売りするシーンをかつて見たことがあるだろうか。てなわけで、わたしも購入しましたとさ。グレートマエカワ氏は誰とでも気軽に話して握手もする、陽気なお兄さんだった。さて、ライブはというと、フラカン自身も言っていたけど、先に出た2バンドに比べると知名度が低い……ゆえに最初は観客もどんな風にノッテいいか分からない感じだった。でも、わたしは知っている曲が多かったので、とっても楽しかった。軽快なトークに笑い、小柄な体からズコーンとこちらまで響く鈴木圭介氏の声に感動した。最後の曲はお祭りな感じで、なんだか開催時期も合わさってか、盆踊りのような雰囲気になった。

スピッツ登場・MCと服装

いよいよスピッツが登場。他のバンドはさらっと準備を終えていたけど、スピッツの準備はかなり時間をかけていた。だけに、期待しちゃうよなー。

服装はほとんど見えなかったけど、リーダー(タムラ)のシャツの後ろ半分が赤色だった。ので、おそらくロッキンのときと同じではないかと思う。そして、草野マサムネ氏は室内だけど、安定のハット(Twitterで調べたところ翌々日の仙台ではノーハットだったらしい)。服装について、ここまで盛り上がるバンドも珍しいように思う。

MCはこんな感じ。やはりスピッツ主催というだけあって、Born To Runに比べると随分と喋っていた。

  • こんばんは。今日はお集まりいただきありがとうございます。あの〜昨日来たんですけど、涼しいね。なので、オリンピックは青森でやったらいいんじゃないかと(草野)
  • 先週はもっと暑かった? 今週から涼しいのかな。つい先日、スキマスイッチフラカンと出演が同じフェスに出たんですけど、俺らのときにものすごい雨で。なんで、雨降らないかドキドキしてたんですけど、晴れてよかった。ウルフルズは晴れバンドって感じだよね(草野)
  • あの〜裏で聞いてて、どのバンドもスゴイ楽しいなあと。スピッツは最近新曲を作ったりしてるんですけど、その新曲がどことなくスキマスイッチに似てる、なんてことがあるかもしれない 笑(草野)
  • 他のバンドみたいにコール&レスポンスはないですけど、よろしくお願いします!(草野)
  • 今◯◯のカバーをしたんですけど(夏のイベントで恒例のカバー曲。これが今年はとても良かったので伏せておく)、歌いながら、もう一人の俺が客観的に俺を見て、偉そうに歌ってるなーって。いつもは手元ばっか見てるのに、今日は上を見ながら歌ってて(草野)
  • 青森にはライブで何度か来てるんですが、ほんと昔からよく行って(おこなって)もらって。売れてないときからよくしてもらってるから最初はドッキリかと思ってた(草野)
  • でも観光はしたことなくって。なのでこの前一人旅をしまして。三内丸山遺跡に行きました。俺、縄文時代好きなんです。顔も縄文入ってるし(草野)
  • 三内丸山遺跡ってすごいよね……おじさんが一人付いて説明してくれるんです。よかった。美術館も行ったんですが、あの~あそこのカレーはボリュームがあるので要注意です(草野)
  • 夜は日本酒が飲みたくなって日本酒Barに行ったんですけど、その日常連さんでいっぱいで。そしたら、店主の人がすごく喋ってくれたんですよね。スピッツだとは絶対気づいてない。また近くを歩いてるかもですが、見かけてもそっとしておいてください 笑(草野)
  • そういえばさっき、ウルフルズは晴れバンドのイメージだと言いましたが、アラバキというフェスに出たときに、楽屋でウルフルズと喋ってて。そのときにすごい晴れてたんですよね。そのイメージが残ってるんだと気付きました(草野)ハハハハハ(テッチャン)
  • ……スピッツ、こんな感じです(含み笑)。まだまだ演奏したいと思いますが、〈いいとも風に〉付いて来てくれるかな?……いや、違うな。まだまだ演奏してもいいでしょうか?(草野) パチパチパチ(会場:拍手)
  • ※アンコールは駆け足だったのでほぼ覚えていない。が、ただ1つ、「スピッツでした、ありがとうございましたっっ!(草野)」と語尾に小さい「っ」が入っていたことが印象的


気持ちいいくらいにあざとい。世間のイメージを裏切らない可愛らしさが出ている。お見事だと思う。と、ここで1つ断りを入れておくと、あざとさを批判するつもりは全くない。むしろ、プロだなと感心している。スピッツに限らず、長年続けているバンドはどこも、きちんとブランディングされているということを、ここ最近はよく思う。777spitz.hatenablog.com

スピッツ・曲の感想

うまく文章にできる気がしないので、勢いのまま箇条書きで書いてみる。

  • 全体をとおしてどれも上手い。完成度が本当に高いと思う
    • 特にカバー曲とアンコールの曲がただただ良かった
  • 「けもの道」の「○○の日の出」は「青森の日の出」
  • 「野生のポルカ」の「飛びまわりたい ○○○の空を」ところは「白神の空を」だったと思う
  • 崎ちゃんがとにかく良かった。今回久々に2階席から見たからか、気づきが多かった
    • 思った以上に下向き加減、かつ猫背で叩いているんだな
    • 右上シンバルを叩くかっこよさよ。スティックを瞬殺で動かしサッと叩く一連の動作のすばやさ、惚れる
    • これまで片手ばかりだと思ってたけど、両手のスティックを天に突きだすポーズも結構するんだな
    • 8823にて。草野マサムネ氏のソロのときにテッチャンとリーダーが崎ちゃんの方を向きながら演奏。なんだこの崎ちゃんの安心感
  • テッチャンはBorn To Run以上にノッテいた気がする
    • 野生のポルカでは結構声を出していた
    • メモリーズカスタムであんなに頭を上下に振ることがあっただろうか。その度にサラサラヘアーがなびく
  • リーダーはややおとなしく感じたなあ、特に8823の暴れぷりが物足りなかった
  • 草野マサムネ氏は今回も高音が伸びていた。特にカバー曲は草野氏の声にとっても合っていて、気持ちよさそうだった
    • 今回もやっぱりあった、草野マサムネ氏の涙がキラリ☆でのハンドマイク。わたし的今夏の違和感大賞。弾かないギターをぶら下げたままハンドマイクをするために、とって付けたような雰囲気が出るのではないかと考えている
    • ありふれた人生は歌詞を間違えたぽい
    • 舞台を去るときにハットをすっと取っていた
  • キーボードのクージーはいつもの安定感。いないと不安。痩せてキレイになられたように思う


|最近のスピッツのライブについて思うこと

完成度が高いことに間違いはない。音源を聞いているかのような錯覚が起こるほどに上手い。上手い演奏に幻想的な歌詞と歌声がのっかって、夢心地な時間が流れる。

だけど、今回は2階席から見たこともあってか、スピッツという箱の中の“作品”を見ているような感覚に時折なった。ハンドマイクのタイミングにしろ、手の動かし方や、前にいつ出ていくか、さらにはMCの内容まで。すべてスケジュール通りにこなしている印象を受ける。

ゆえに、ちょっと歌詞を間違えたときや、体調を崩していつもの声が出ないときに、異様な盛り上がりや、心配の声が出るのじゃないかなと思っている。スケジュールからずれた! というような衝撃がファンの間に走り、むしろそっちに注目が集まるというか。とはいえ、これはスピッツのいちファンによる単なる考察に過ぎないので、その程度の温度感で読んでいただけると嬉しいです。

|総括

会場の雰囲気は、「地元のお祭りにスピッツがやってきた!」というような素朴さがあって、確かにロックロックなどに比べると違うあたたかさがあった。お母さんと高校生の娘さんなど、親子で来られている方も多かったからだろうか。(今は夏だけど)炬燵で緑茶を飲んでいるような感じだった。でも、やっぱりみんな飛び跳ねてたし、声援があった。草食バンドじゃない! とまでは言わないけど、これはこれでロックなんだよな。

スピッツの夏はまだまだこれから。次はロックロックの旅へ出かけます。ほな。

けもの道

けもの道