偏愛ログ

偏ってます。

スピッツファンは3つのクラスタに分けられるんじゃないか論

こんばんは。


6月最初の更新です。

今日はスピッツ”ファン”についてのお話。

スピッツのファンって面白い。急にどうした、とお思いでしょうが、面白いのです。


さて、わたしはこの9月でファン歴4年という初心者ですが、この約4年間でスピッツのファンの傾向がそれとなく分かってきたように思う。とはいえ、わたしはスピッツの全時代を把握しているわけではないので、あくまでもここ数年で自分が感じてきたことを中心に話している。そう、あくまでもいちスピッツファンとしての考察に過ぎないので、ぜひ気軽に読んでもらえるとありがたい。

|3つのクラスタ

傾向―― それは、おそらく大きく3つのクラスタに分けることができるんじゃないかということ。

3つとは、「スピッツ大好きクラスタ」「主にリーダー/崎ちゃん/テッチャン大好きクラスタ」「主に草野マサムネ氏大好きクラスタ」である。

スピッツ大好きクラスタ

1つ目の「スピッツ大好きクラスタ」は、メンバーの誰かというよりも、スピッツというバンドが好きなファンのこと。当然、後で述べるファンもスピッツが好きなことに違いはない。が、ここではあえて、スピッツの何が好きなのか、その優先順位でクラスタを分けて考えてみることにする。その上で、スピッツという集合体が最も好きな人を「スピッツ大好きクラスタ」とする。

さて、このクラスタは、わりかしここ数年でスピッツを好きになった人に多いのではないかと推測している。ちなみに、わたしもその一人である。

スピッツといえば、その仲の良さでも有名。それを象徴するエピソードに、昔はスタジオに最も近いところに住んでいるメンバーの車に乗り合って収録に向かうことも多かったそう。その様子を妄想してみるだけで頬が緩む。いまだに同じゲームで盛り上がることもあるらしく、アラフィフ*1のおじ…(自粛)とは思えない学生のようなフレッシュさがある。

ちなみに下記はSPITZ ON-LINE MEMBERSというスピッツの動画や音声を聴くことができる会員制ページのログイン画面。写真を見てみてほしい。こんな爽やか兄さん、ましてやそれが4人も揃ったバンドはなかなかないと思う。
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話が逸れたけど、わたしの場合だと、4人が揃っている状態が好きなので、当然ステージに4人が並ぶ瞬間は毎度熱いものがこみ上がってくる。個人的には、スタンディングにおいては、いかにメンバーたちを燃えさせられるか―― もう少し具体的にいうならば、メンバーたちに”ここの会場のファンはアツいな”と思わせることをテーマに、スピッツからの煽りには手を上げるなどして全力で応えるようにしている。なので、メンバーの誰か一人を見るというよりは、舞台全体を見渡し、4人とクージー(キーボード)が奏でる音を楽しむ、といった感じ。インタビューでも、メンバー単独よりも4人全員が揃っている記事に食い付いてしまう。


|主にリーダー/崎ちゃん/テッチャン大好きクラスタ

こちらは、各メンバーが好きなファンのこと。推しメンに少し共通する感覚かもしれない。なぜ、1つのクラスタにまとめるのか……と、思う人もいると思う。それには理由があり、この後に出てくる「草野マサムネクラスタが圧倒的に多いため、その対比として、あえてここでは1つにまとめた。

・リーダー

俺のすべてや、8823(ハヤブサ)ではいつも飛び跳ね、走りまわり、崎ちゃんのスティックを奪って投げる……などなど、尋常ではない暴れっぷりを発揮するリーダー。唯一ファンから「タムラ」と苗字を呼び捨てにされる愛されキャラでもある。


スピッツ 俺のすべて その2 - YouTube


・崎ちゃん

いつも楽しげに、そして軽々しくドラムを叩く姿に、ついつい自分もドラムを叩けるのではないかと錯覚を起こさせる崎ちゃん。特に8823(ハヤブサ)の冒頭は秀逸。いつも職人技だなと魅了される。そして、実は本当の天然は崎ちゃんじゃないかと思われるおとぼけぶりも、またいい。そのあたりは後日話すとする。


Spitz - 8823 - YouTube


・テッチャン

他の人では似合わないであろう奇抜なファッション、弾き方といい、しぐさといい、大半がエロかっこいいテッチャン。MCでは草野氏との掛け合いが絶妙だ。MCを聴いていると、リーダーとはまた違うまとめ役のように思う。そしてたまにこぼれる笑顔がとてつもなく爽やか。


スピッツ ルキンフォー live 2009 - YouTube


……確かにどのメンバーも魅力的だ。なかでも、暴れるリーダーを見たときは衝撃だった。草食というイメージを払拭してくれた最初の人物といえる。同じ衝撃を受けた人も多いんじゃないだろうか。

というわけで、魅力たっぷりのメンバーにひかれる気持ちは大いに分かる。スタンディングのライブに行くと、やはりどのメンバーの前方に立つか、という陣取りが重要なようで、会場の前方ではファンのあいだでそんな愛のぶつかり合いが繰り広げられている。その瞬間にはとてつもない熱量が発生している。大人になってここまでぶつかり合うことってあるかな。これもまた美しい光景だと思う。

|主に草野マサムネ氏大好きクラスタ

最後の「主に草野マサムネ氏大好きクラスタ」はその名の通り、ヴォーカル・草野マサムネ氏が大好きなファンのこと。先述の他のメンバーが好きなクラスタと同様に、おそらくデビュー当時、またはデビューして間もないころからのファンに多いのでないかと思う。

当時、草野マサムネ氏はもとよりスピッツにさほど関心がなかったわたしからすれば、このクラスタの方々は尊敬に値する。目の付けどころが良すぎる、と言いたい。

そして、この草野マサムネクラスタの興味深いところは、女性だけではなく、おそらく男性にも草野マサムネ氏のファンがいるということ。ライブに行くと、男女問わず「マサムネ」と呼ぶ黄色い声援が響き渡る。

草野マサムネという人物

ここで少し、草野マサムネ氏について考えてみる。草野氏は、実に不思議な人物だと思う。男性的な面も、女性的な面も持ち合わせた中性的な存在のように思う。中性的なゆえ、それを匂わす噂が何度も立ち上がっていた(いる?)模様。最近ではそういったメディアの報道をいじるMCを本人自らがするので、非常に面白い。まあそんな感じで、とにかく世間一般には草食系男子の一人としてイメージが根付いているように感じる。

にも関わらず、実際のところはというと……たまに見せる、世間のナイーヴなイメージとは違う一本芯の通った強さ*2やギャップ*3に、ファンの多くは心ときめくのではないか。

|学生時代にあてはめてみる

もう少し掘り下げてみる。

わたしの勝手なイメージでは、今*4草野マサムネ氏から高校生時代の学生像を想像してみるに、クラスの片隅〈窓際〉で、物静かに特段どのグループにも属さず、成績もそこそこ優秀でマイペースに日々を送る感じ。表立っては目立たないけど、密かに想いを寄せられるタイプのような気がする。ゆえに、ちゃっかり彼女を作ってた、なんてことが知れると陰で泣く人が続出しそう、といった印象だ。

けれど、そんな黄色い声援には目もくれず、恋人だけを見て日々を淡々と過ごす〈男性としてちゃんと愛情を注ぐ〉。そして、あらゆる物事について、自論に傾くことはあるにしろ、他人に惑わされることなく対象物を俯瞰的に見て冷静に判断していそう。

これは、草野氏の恋愛にも通ずるところがあるような気がしていて(勝手な想像の話で本当に申しわけない)、草野氏に向けられる一方的な愛情〈ファン〉に対して、冷静に対処しているのではと思う。ある意味、冷めているところがあり、歌詞は妄想に飛んでいるとこが多々あるが、本当は究極の現実主義者のように感じる。そのため、すこし近寄りがたい雰囲気があるものの、たまにどんくさいところもあり、そういったところが傍からみると可愛げがあって男女問わずそっと見守りたくなる人物なのではないか。


まあとにかく、あからさまにモテて、本人も自身がイケメンであることを自覚しており、まんざらでもないといったタイプとは真逆のところにいる。ひととことで表すなら、学年に数人ほどいる、隠れモテキャラといったところかな。


……と、書いたところで思ったのが、まさに少女マンガで描かれるよう物静かな優等生タイプとリンクするところがありそうだ。ちょうどいま観ている、『俺物語』というアニメで出てくるスナ(主人公のイケメンの幼馴染)に通ずるところがある。考えてみれば、主人公の剛田がスナに向ける目線も、草野氏の男性ファンに似通ったところがあるのかもしれない。

笑えるところもあって楽しめるので、気になった方は試しに観てみてほしい。www.anime-ore.jp


|あくまでも想像の域

ここまで勝手に思ったことをぶちまいてきけど、何を言おうがこのあたりのことは、男女間はもとより個人によって持つイメージにもちろん差があるため、想像の域を超えない。けれど、陰から想いを寄せられるという点については、なかなかいい線をいっていると思っている。

|陰という奥ゆかしさ

袋とじにしろ、プレゼントにしろ、”包まれている”という状態は奥ゆかしさがある。知りたい欲望にかられる。やはり、すべてがオープンになっているものよりも、噛むたびに味わいがでるスルメのようなもののほうが、触れるたびに刺激がある。わたし自身、同性にしろ、異性にしろ、同じ時間を過ごすにつれて新たな発見がある人の方が魅力を感じる。

|学生時代に戻れる

そして、草野氏のもうひとつの特徴は、いつまでも学生姿を連想できるような清潔感があること。長い人生、その数は違うにせよ、誰もが誰かに恋をしたことがあると思う。けれど、あの淡さというか、初々しさは後にも先にも学生時代だけだろう。大人になると、人間というのはそういう想いに時折戻りたくなり、そして、戻らせてくれる人物こそが草野マサムネなのではないか。そう思うとなんだかオアシスのような人物なのかもしれない。本人からすれば有難迷惑だと思うけれど……。

|いろんなクラスタが混ざってどんちゃん騒ぎ

と、まあ好き放題言ってきたけれど、いろんなクラスタが混じり合うライブは面白い。わたしはモッシュが好きなので、絶対的にスタンディング派である。こんな話をスピッツに関心がない友人にすると、スピッツモッシュなんて発生するの? といつもビックリされるけど、スピッツのライブはなかなかアツい。前方では、いろんなスピッツ愛がぶつかり合っていることを体でひしひしと感じることができる。さまざまなスピッツ愛の形があり、それに対して賛否両論があるかもしれないけど、大人になってこんなにも熱量が発生する瞬間はそうそうにない。素敵だなと思う。

|ただ今ファンクラブイベント開催中

こんな風にファンをアツくさせるスピッツは、ただ今ファンクラブイベント「GO!GO!スカンジナビアvol.6(以下、ゴースカ)」を開催中。わたしが行ったのは4月の初旬なので、もう2ヶ月前だけど、もぐもぐさんのレポートを読んでいたら、また当時の熱がこみ上げてきた。ゴースカについても、追々振り返ってみようと思う。

wink-killer.hateblo.jp

※ご本人も記載されている通りネタバレしかないのでご注意を。



ではでは今日はここまで。ほな。

*1:今年48歳

*2:自論がはっきりしていてブレないところなど。これに関するエピソードはまた後日

*3:好きになった相手に彼氏がいると逆に燃えるなど(過去のインタビューより)

*4:あえて“今”としたのは、インタビュー記事などを読んでいくうちに、本当の草野氏の高校生時代は少し違うかも、と思うところがあったため。その話はまた追々。ただし、大きくは逸れていないと思うため今日は「今」の草野氏から想像する