偏愛ログ

偏ってます。

スピッツ=草食バンドだと思っている人に読んでほしい。スピッツの夏2015〈1〉 ~BONE TO RUN!~

こんばんは。毎月10、20、30日あたりに更新すると言っておきながら乱れまくっている。夏フェスシーズンはこんなもんですよね。

いやいやいやいや、ごめんなさい。

さて、今日はわたしにとって今夏初となった夏フェス「BONE TO RUN! 2015」について書いてみようと思います。※ネタバレしかないので、ご注意ください。


|BONE TO RUN! とは

「BONE TO RUN!」に行ったのは今回が初めて。ザ・クロマニヨンズ斉藤和義による毎年恒例の対バン・イベントなんだそう。そこに今年はスピッツがゲストとして呼ばれたというわけです。ro69.jp

開催地は大分ということで、土日を使って行くことに。観光はほぼゼロだったけど、別府駅のところに足湯があったり、ちょっと歩けば「温泉」という文字が出てくるあたりはさすが。今度は観光目的でちゃんと行きたい。

当日は晴天、夏だなあという空だった(写真は撮っていない)。

|今夏のスピッツ

セトリはTwitterなどで検索すればすぐに出てくるので、ここでは特に言及しないとして、印象に残ったことをザザッと書いてみる。ちなみに、わたしの立ち位置はリーダー寄りのアリーナ前方。

  • 草野氏の高音ボイスがキレイにのびていた。でも友人は少しお疲れ気味の声に聞こえたと言ってたので、場所により聞こえ方が違うのかも
  • リーダーの服が今回もトレンドを抑えていていい感じだった。白地に正面に青色の四角形がデザインされたTシャツに、短パン。足元はよく見えなかったけど、例のごとくよく飛び跳ねていたので運動靴だったと推測される
  • 草野氏は白シャツにジーパン、そして屋内だけどハットだった。白シャツは胸元がヒラヒラしてて豪華だった
  • テッチャンはノースリーブのシャツ(薄いピンクの下地に柄が入っている感じだった)に、グリーンのワイドパンツ
  • 崎ちゃんは上は赤、下はグレー、足元はコンバースのハイカット。場所的にざっくりにしか分からなかった
  • 「涙がキラリ☆」でまさかの草野氏がハンドマイクで前に出てくるという演出
  • 「メモリーズ・カスタム」は何度聞いてもかっこいい。緑・赤・白の照明がマッチしている
  • 全体的に草野氏の手の動き(天を仰ぐとか、とにかく気持ちがノッている感じ)が多かった
    • 「けもの道」冒頭のリーダーの独奏のところ。草野氏が人差し指を立てて天に腕をかざしていた。この素振りは初めて見た気がしたけど、友人いわく最近は結構やっているらしい
  • 「けもの道」の「○○の日の出」は「別府の日の出」
  • 「野生のポルカ」の「飛びまわりたい ○○○の空を」ところは友人と調べた結果、周防灘の空を」ではないかという結論にいたった
  • 「運命の人」でテッチャンもリーダーも自分の演奏が始まるまで、笑顔でとても楽しそうだった
  • リーダーはリーダー寄りのブロックによく目を向け、ピースを振りまき、ベースを差し出していた。「8823」はいつもよりも若干おとなしく感じたかな
  • 崎ちゃんの笑顔はやっぱりいい
  • セトリは有名曲多し、という感想。スピッツファンだけじゃないイベントや夏フェスなので納得。でも、ファンからすると少し物足りないだろう


続いて、MCはざっと以下のようだった。

  • こんばんはスピッツです。今日はこんな素敵なバンドが集まるBORN TO RUNにお呼びいただきありがとうございます。スピッツは最近だとこういうフェスでは1番歳が上なんですけど、今日は若手? クロマニヨンズは俺らより若い人もいるかな(草野)
  • ま、若手としてトップバッターでやらせてもらってます(草野)
  • 大分には何度かライブで来たことがあるんですが、〈他メンバーを見ながら〉別府は初めてだよね? でも、俺は馴染みに土地です。子どもの頃は夏休みに毎年来てました。父親の会社の保養所が大分にあったんで(草野)
  • あのーさっきは若手のバンドと言いましたが、歳とってくると、だんだんクシャミがでかくなってくるんだよね。友達がクシャミでかいところみると嫌で。へっくしょーん! みたいな(草野)
  • それで、「くしゅん」と小さくクシャミするのがブームです。これ結構腹筋いるんですよね(草野)
  • こんな話聞きたいのかね(テッチャン) ※この記憶はかなりあいまい


今回もっとも驚いたのは、「涙がキラリ☆」での草野氏のハンドマイク演出。前にお話したように、わたしがスピッツを好きになったきっかけは「涙がキラリ☆」であり、それゆえにMVや昨年までのライブで歌っている草野氏の様子が頭の中にある。777spitz.hatenablog.com


そのため、わたし個人としては違和感を覚えてしまった……(個人の感想なのであしからず)。なんというか、あとから付け加えた感を払拭できなかったのだ。ただ、同時に嬉しく思うこともあった。それは、昔からの曲でもちょっとした変化をつけて、マンネリ化を防ごうという気遣いが見えたように思ったのだ。あたりまえと言えばそうだけど、ファンのことを気にかけているんだなあと。

この後の夏フェスではどんな演出がされるのか、楽しみにしている。

|心を持っていかれたザ・クロマニヨンズ

さて、スピッツはとても良かったのだけど、今回ばかりはクロマニヨンズに心を奪われた。演奏が始まってすぐにファンが体をぶつけ合いながら一緒に喜びを分かち合う。スピッツも同じようにモッシュは起こるけど、モッシュの派手さ”が比べものにならない。おそらく、男性ファンの数がスピッツよりも圧倒的に多いことなどが影響しているように思うけど、とにかく気持ちがいい。ファンは自由に歌うし、わたし自身思いっきり足を踏まれたけど全然気にならない。なんというか「どうでもいい」と思えたし、演奏中に日常生活〈現実〉のことが一切頭をよぎらなかった

この点について、スピッツは違う。これはわたし個人の話だけど、スピッツの演奏中に日常生活〈現実〉のことを思い出す瞬間が度々ある。演奏に集中できていないわけじゃないんだけど、完全には日常を忘れられない。それは曲のテンポが原因だったり、クロマニヨンズの派手なモッシュに軽い酸欠状態になっているからかもしれない。よく分からないけど、クロマニヨンズの演奏のときは、とにかく「どうでもいい。今を楽しもう」と思えたのだった。

そして、演奏やパフォーマンスは派手なのに、甲本ヒロト氏のMCはとってもあたたかい。たった一言なのに胸を熱くさせる。詳しい言葉は忘れたけど、下記のようなことを言っていた。

  • みなさん、今日は朝起きたときからロックを聞く準備ができていますよね?
  • クロマニヨンズの曲を予習してきた人も、してない人も関係ない。ただただ“今”を楽しんでいってください。
  • 「○○の筋(※○○は下ネタのため自粛)」とか、いろーんな筋を伸ばして全身で聞いてください。あれ、いまの面白くなかったかな?


ただただロックが好だから、ムダに言葉で飾る必要がないんだろうなと思った。潔くてかっこいい。

|総括

スピッツはとても上手いし、本当によかったのだけど、クロマニヨンズの枠に収まらない勢いに衝撃を受けた。ということで、結論、崎ちゃん(の笑顔)とクロマニヨンズに心を持っていかれた「BONE TO RUN!」だった。

と言っても、スピッツが好きなことに変わりはない。ということで、今後もスピッツの夏フェスをレポートしていくとしよう。

ほな。

涙がキラリ☆

涙がキラリ☆